竜巻とダウンバーストの違いとは

竜巻とダウンバーストの違い

竜巻とダウンバーストの違い

- 概要 -

竜巻とは、強い上昇気流によって起こる激しい渦巻きである。それに対して、ダウンバーストは、積乱雲から吹き下ろす下降気流による激しい流れである。

- 詳しい解説 -

竜巻とは、積乱雲に伴って起こる強い上昇気流によって、発生する激しい渦巻きのことである。多くの場合、柱状の雲を伴っており、被害範囲もさまざまで、非常に危険な気象状態である。竜巻に巻き込まれてしまうと、渦巻きに飲み込まれ、高く上空に舞い上がってしまったりして、危険が伴う。

それに対して、ダウンバーストは、積乱雲から吹き下ろす下降気流による激しい流れである。下降気流は地表に衝突して水平に吹き出す、激しい空気の流れである。被害範囲は、円形あるいは楕円形に広がるという特徴がある。吹き出しの広がりは、数百メートルから10キロメートルほどと言われており、巻き込まれてしまうと、危険が伴う。竜巻が巻き上がるのに対して、吹き下ろすような、気象現象である。