看者と患者の違いとは

看者と患者の違い

看者と患者の違い

- 概要 -

患者はおなじみの患っている人、つまり病気やケガをしている人のことを指すが、看者は全く違う意味で用いられている。看者は特許用語となっていて、その字の通り、「看る」という意味の強い言葉。意匠を見る人という意味がある。

- 詳しい解説 -

患者と聞くと大体が患っている人という認識をする。「患者」はまさしくその意味である。患っている人、病気やケガをしていて治療を受ける者のことであり、主に医師の立場から使用される言葉である。そして、「看者」はこの「患者」とは全く別の意味で使用される言葉である。

看者は知的財産用語というものに特許登録されている語で、見る人という意味がある。見るというのは、目で見るということではなく、意匠を見るということでありまた、その意匠の類似を判断する人ということ。なので患者とは全く別の意味の言葉になっている。一般的には「看者」はごくわずか特定の人しか使用しないため、普段使いしてしまうと患っている人の方を連想させてしまうことが多いため、使用する際には注意が必要となる。