ラジウム温泉とラドン温泉の違いとは

ラジウム温泉とラドン温泉の違い

ラジウム温泉とラドン温泉の違い

- 概要 -

ラジウムは個体であり、ラドンは気体である。ラジウム温泉とはラドン元素とトロン元素を含む温泉のことであり、ラドン温泉とはそのラドン元素を吸うことができる温泉である。

- 詳しい解説 -

ラジウム温泉とは、ラドン元素とトロン元素を一定量以上含んでいる温泉のことを言う。これらは放射性物質の一種であり、井戸水や自然界に多く存在している。この成分が入ったラジウム温泉に入ることによって、血液の流れが良くなり、イオンか作用が働いて、新陳代謝を促進すると言われている。神経痛やリュウマチなどに効能があるとされている。

それに対して、ラドン温泉というのは、ラドン元素を含んでおり、ラドンを吸うことができる温泉のことである。ラジウム温泉と同様に、体内組織にラドンを取り込むことによって、イオン化作用があるので、さまざまな症状に効くと言われている。放射性物質と聞くと体に悪いような気がしてしまうが、微量であれば逆に体に良いのがこのラドン元素なのである。