油脂と脂質の違いとは

油脂と脂質の違い

油脂と脂質の違い

- 概要 -

油脂は植物性や動物性から成る、脂肪酸が含まれるものを指す。脂質とは、二分類から成る、中性脂肪などの総称のことを指す。

- 詳しい解説 -

油脂とは、一般的に店頭に並んでいる、バターやごま油などの動物性、植物性の油のことを指す。植物性油脂には、なたね油やオリーブオイルがあり、動物性油脂には、バターや牛脂が分類される。このほかにも加工された物として、加工油脂というものがあり、マーガリンなどがこれに当たる。特徴としては、ビタミンの吸収を助けるなどの健康的効果もある。

脂質とは、単純脂質と複合脂質から成っている。このうち、単純脂質というのが、上記油脂のことである。根本的には、水に溶けない、または溶けにくい物質のことを脂質と呼ぶが、現在では脂肪分の成分として認識が広まっている。特徴としては、脂質には脂肪酸というものが含まれているという特徴がある。

よって、人が一般的な生活をするうえで摂取する油というのは上記内の油脂、その中の単純油脂ということである。