- 概要 -
ポトフもラタトゥイユもフランスの煮込み料理である。ポトフには牛肉や鶏肉、ソーセージなどの肉と野菜が入っており、ラタトゥイユは野菜たっぷりのトマト煮込みである。
- 詳しい解説 -
ポトフは、フランスの一般的な煮込み料理で、お店や家庭によってそれぞれだが、牛肉や鶏肉、ソーセージなどの肉類が、ごろっと入っているのが特徴だ。人参やじゃがいもなどの野菜と一緒に煮込み、あっさりとしたコンソメ風の味付けである。具材が大きいので、食べる時にナイフで切って、マスタードをつけながらいただく。フランスでは、スープと具材を別々に出して、ポトフで2品の料理になることもある。
一方、ラタトゥイユもフランスの煮込み料理で、南フランスで主に食べられているとされている。ナスやズッキーニなどの野菜をたっぷりと使い、ワインを使ってトマト煮込みにするのが一般的である。夏野菜がたっぷり入っているので、さっぱりとして食べやすい。ラタトゥイユというのは、「野菜のごった煮」という意味らしい。