平和と和平の違いとは

平和と和平の違い

平和と和平の違い

- 概要 -

平和とは、戦争や災害がなく、おだやかな暮らしがあることを表し、和平とは、争っていた国同士が和解するなど、平和な状態へと変化することを言う。

- 詳しい解説 -

平和とは、戦争や紛争、災害などで危険を感じることなく、おだやかで平穏な生活、暮らしのことを言う。平和とは、そのおだやかな状態を表す言葉であるので、「平和を守る」「平和を維持する」といったように、状態を表す言葉として使用されている。「平和主義」とは、争いごとを好まず、できるだけ物事を穏便に解決しようとする人のことを言う。

それに対して、和平とは、意味はとてもよく似ているが、少し違っている。和平というのは、今まで争っていた国同士が和解し、関係がよくなったりして、平和な状態に変化することを言う。「和平会議」は、争いを解決するために開かれるものであり、今までよりも状態が平和で良い方向に変化していくことを表している。和平というのは、悪い関係を良くするための、目標のような感じで使われる。