フロイトとユングの違いとは

フロイトとユングの違い

フロイトとユングの違い

- 概要 -

フロイトとユングは、深層心理を説いた人物である。フロイトの流れを「精神分析」、それに対してユングの流れを「分析心理学」と呼んでいる。

- 詳しい解説 -

フロイトとは、深層心理を唱えた第一人者とも言われており。ユングとは数十年交流があったとされており、フロイトはいずれユングを弟子にと考えていた。フロイトの説では、無意識を重視することによって、精神分析をするという考え方だった。フロイトは、無意識を「意識の暗部、隙間」と化学的に捉えており、夢分析をする点でも、夢はそのままの意味を表している可能性があるとした。

それに対してユングは、無意識を「意識と統合して人格を完成させる対象」と前向きながらも、オカルト的に考えていたと言われている。また、夢分析に関しても、フロイトとは違って、霊的な意味が多く関係していると考えていた。ユングはフロイトを恩師として学んでいたのだが、こうした考え方の違いから、決別することになったと言われている。