不可思議と不思議の違いとは

不可思議と不思議の違い

不可思議と不思議の違い

- 概要 -

不可思議とは、思いはかることができない、言葉にすることができないという意味の言葉である。不思議は、不可思議の略語である。

- 詳しい解説 -

不可思議とは、異様で言葉で表現できない、また、思いはかることもできないといったような意味の言葉である。別の言葉でいうと、謎やミステリー、神秘などに置き換えることができる。また、同義語として、怪異や怪奇現象など、現在ではさまざまな言い方が存在する。どれも、少しおかしなことといった意味がある。不可思議は数の単位としても使用されている。これは漢字文化圏のみで適用される。

不思議とは、不可思議の略語とされている。しかし、実際に使用する場合、不可思議と不思議ではそのニュアンスが大きく異なっている。日常会話の中で、不可思議というと、それは不思議よりもさらにその意味が強いような印象を受ける。広辞苑では略語とされているが、一般的に使用する場合は、その度合いによって使い分けることが必要である。