- 概要 -
ヒレカツとロースカツは、肉の部位の違ったカツレツである。ヒレカツは脂身少なく、さっぱりしており、ロースカツは脂身があって食べ応えがある。
- 詳しい解説 -
ヒレカツとは、肉のヒレ肉を使ったカツレツのことである。脂身はほとんどなく、さっぱりしていて柔らかく、カツにすると上品で美味しいので人気である。ヒレ肉は、人間で例えると助骨の内側に当たる筋肉のことである。さっぱりしていることから、おろし醤油で食べたり、ソースをかけても美味しい。とくにヒレカツは女性に人気のメニューである。
それに対してロースカツは、脂身が多く、食べ応えのあるカツレツである。ロース肉は背筋あたりの筋肉で、脂がのっていてカツレツにするには合っている部位である。とくに、豚カツの場合にはロース肉の方が豚カツらしい、こってり感がある。かっつりとカツレツを食べたい場合にはロースカツが合っており、昔からの人気メニューであり、とくに男性に人気である。