ひとでなしとろくでなしの違いとは

ひとでなしとろくでなしの違い

ひとでなしとろくでなしの違い

- 概要 -

ひとでなしは、文字通り、人ではない、という意味で、人としての感情を持ち合わせていない、人とは思えないほど冷酷、などという意味がある。ろくでなしは、だらだらと人生を生きていて、ろくでもない人という意味である。

- 詳しい解説 -

ひとでなしは、人とは思えないほど何かひどいことがあったり、人としての感情、当たり前の考え方ができない人、という印象を与える。人とは思えないほど冷酷なことをした人だったり、人としての人情のようなものを持ち合わせていない、と思える時に使う。人ではないということは、悪魔、鬼という恐ろしいものというニュアンスも含んでいる。

ろくでなしは、ろくでもないという意味で、だらだらと人生を生きており、どうしようもない人、という意味である。ろくでなしは、主に人間関係において使うことが多く、夫婦喧嘩などで「ロクでもない人」という意味合いで使われたりすることも多い。言葉としての酷さでいうと、ひとでなしの方が、ろくでなしよりも強い意味を持っている印象になるだろう。