- 概要 -
羊とヤギはよく似ているが、種類の違う動物である。羊は、毛がモコモコとしていて羊毛を取ることができ、ヤギは毛が短くあごひげが生えているのが特徴である。
- 詳しい解説 -
羊は、牛科ヤギ亜科のヒツジ属であり、毛がモコモコとしているのが特徴である。羊毛は毛糸に使われ、性格は温厚でおとなしいのが特徴である。ヒツジの毛は、羊毛、またはウールと呼ばれ、保湿性と保温性に優れているので、衣類などとしても人気が高い。羊の肉は食用としても食べられており、脂質が少なく、あっさりとしている。
それに対して、ヤギは毛が短く、羊のようにモコモコとしていることはない。あごひげが生えているヤギが多く、羊と見分けるのに役立つ。また、性格は羊とは正反対で攻撃的、活発であり、むやみやたらに近づくのは、時として危険である。ヤギのミルクは、芳醇で牛乳よりも消化に優れていると言われている。ヤギのミルクから作られるチーズは、濃厚でいてあっさりとしており、多くの人に好まれている。