バニラエッセンスとバニラビーンズの違いとは

バニラエッセンスとバニラビーンズの違い

バニラエッセンスとバニラビーンズの違い

- 概要 -

バニラビーンズは字の通り、バニラという植物の種子のことである。バニラエッセンスとは、それを抽出して様々な成分と混ぜ液状にしたもののことである。

- 詳しい解説 -

バニラビーンズとは、バニラのビーンズ、つまりバニラの種子のことである。食用として店頭に並んでいるものの多くは、種子を鞘に入れたまま発酵と乾燥を繰り返し熟成させることによって、バニラ独特の香りが出てくる。その手間と入手の困難さからバニラビーンズはとても高価なものが多い。

バニラエッセンスは、バニラオイルとも呼ばれていて、上記バニラビーンズを圧縮し抽出された成分のことをいうが、高価なバニラビーンズを抽出するため、一般的なものはほとんどがその他の人工物が混入されている。バニラエッセンスには、バニラビーンズの成分と水、エタノールを含んでいるものが多い。

ともに製菓の際に使用されることが多いが、代表的なものとしてアイスクリームがあげられる。バニラアイスをよく見ると黒い斑点のようなものがあるが、それがバニラビーンズである。焼き菓子にはバニラエッセンスを数滴入れ、独特の香りをつけることができる。