蓮とレンコンの違いとは

蓮とレンコンの違い

蓮とレンコンの違い

- 概要 -

蓮とは、水の上に浮かぶ蓮の花のことであり、その同じ植物の、根のことをレンコンという。レンコンは、昔から日本人が好んで食べている野菜である。

- 詳しい解説 -

蓮とは、水の上に浮かぶ花をつける植物のことである。蓮は上品な見た目と、ほのかな香りが特徴で、主に水中から顔を出すようにして咲いている。蓮と言われてすぐにイメージが湧かない場合は、お釈迦様のイメージを頭に思い描いてみると良い。お釈迦様のまわりに咲いていて、時に、腰を下ろしているあの植物が、蓮である。

それに対して、レンコンというのは、蓮の根の部分のことである。レンコンは、和食によく使われる野菜で、シャリシャリとした食感が独特で、味もさっぱりとしていて美味しい。煮物や酢の物、きんぴらなど、日本人が古くから好んで和食に取り入れてきた野菜である。レンコンに空いた穴が「先を見通す」として縁起が良いので、おせち料理などには、欠かせない野菜であり、体にも良い。