- 概要 -
野山や海岸などの自然豊かな場所に出かける目的が食事の場合がピクニック。歩くことを目的をしたものをハイキングという。
- 詳しい解説 -
ピクニックという風習は、ヨーロッパ貴族の狩猟遊びが発達したのが発祥である。その後、大衆化向けに簡略化されたのが現在のピクニックである。外で食事をするという行為を楽しむものとして家族やカップルなどとで描ける行為を指すようになった。日本では、野駆け(花見や紅葉狩りのこと)と呼ばれ、古くから活動自体はあった。
対して、ハイキングの歴史は新しい。19世紀の末から20世紀の初頭にかけて、健康維持の活動を切っ掛けに禁酒や日光浴とともに、歩くことがブームになったのが始まりである。そのため、ハイキングの目的は健康維持のため歩くことであり、知らない土地を見聞、自然の風景や歴史的な景観を楽しむ行為は副次的行動である。また、ハイキングを別名ウォーキングとも表現する。また、ハイキングをする人のことをハイカーと呼ぶ。