トランペットとトロンボーンの違いとは

トランペットとトロンボーンの違い

トランペットとトロンボーンの違い

- 概要 -

トランペットとトロンボーン双方の違いは、音高を変える際、異なる方法をとる。

- 詳しい解説 -

トランペットは、管が全体としては円錐形、全長の1/4から1/3ほどは円筒形であり、長円状に巻かれている。その中ほどに3つのピストンまたはロータリー式のバルブを備え、バルブによって管長を変えて音高を変化させる

トロンボーンは、2つの長いU字型の管を繋ぎ合わせた構造を持ち、その一部を伸縮させて音高を変える。どちらも長い歴史を持つ楽器であり、起源は青銅器時代に北欧にはルーレル (lurer) と呼ばれる2本1組として使われるラッパと言われている。特徴として管がS字型に曲がっており、形がトランペットあるいはトロンボーンに酷似していた。

また、トランペットにはトロンボーンにとても酷似しているスライド・トランペットというものが存在する。主に19世紀のイギリスで用いられた。