電磁波と電波の違いとは

電磁波と電波の違い

電磁波と電波の違い

- 概要 -

電磁波とは、電界と磁界の変化が空気を伝わって流れるもののことで、電波は電磁波の一種であり、主に通信手段として使われる。

- 詳しい解説 -

電磁波とは、電界と磁界の変化によって発生したものが、空気を伝わって流れるもののことを言う。電磁波は、X線などの放射線、紫外線、可視光線、赤外線などの、低周波電磁界、地磁気や静電気などの直接電磁界までを総称して、電磁波と言う。

それに対して電波とは、電磁波の一種なのだが、周波数が30Hzから3THzのものを言う。主に携帯電話やテレビなどの通信手段として使う。その他に、ラジオやインターネットなど、情報を運ぶことができるものを電波という。その種類はたくさんあり、速度も時代とともに早くなってきていて、現代に欠かせないツールとして発展している。また、波長域によって低周波、超長波、長波、短波、マイクロ波と細分化される。このように周波数によって分類分けされるのである。