着床出血と排卵出血の違いとは

着床出血と排卵出血の違い

着床出血と排卵出血の違い

- 概要 -

排卵出血というのは、生理開始から約14日ぐらいの排卵日付近で起こる出血のことであり、着床出血というのは、受精卵が子宮内膜に着床した時に起こる出血のことである。

- 詳しい解説 -

排卵出血とは、生理開始から約14日ぐらいの排卵日付近で起こる出血のことであり、生理周期が正常な人でも起こるものである。出血量は少なく、2、3日でおさまることがほとんどである。生理と生理の間くらいに起こる出血であることから、中間出血と呼ばれることもある。

それに対して、着床出血というのは、受精卵が子宮内膜に着床した時に起こる出血のことである。排卵日に排卵した卵子と精子とが出会って、その受精卵が子宮に着床した時に、ごく微量の出血があることを言う。着床した後は、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンといったホルモンの分泌が増加するなど、体内で変化が起こり始める。その後、生理が来なかったり、風邪のような症状があって、妊娠に気がつく人が多い。