地方交付税と地方税の違いとは

地方交付税と地方税の違い

地方交付税と地方税の違い

- 概要 -

地方交付税とは、国が収入した国税について、地方公共団体が受ける交付金のことで、地方税とは、地方自治体が収入して財源とする税のことである。

- 詳しい解説 -

地方交付税とは、国が収入した国税について、地方公共団体が受ける交付金のことで、地方税の収入の少ない地方公共団体が交付金を受けている。地方の財政状況に応じて国が再配分する交付金のようなものである。地方公共団体にとっては、貴重な「収入」となる。地方税の収入が少ない地方自治体は、国から交付金を多く受けることになる。

それに対して、地方税というのは、地方自治体が収入して財源とする税のことである。住民税や固定資産税、たばこ税自動車税などがこれにあたる。地方税にあたらないものは、国税となる。地方税は地方税法で課税が認められているもので、地方自治体が直接申告納付を受けることができる。つまり、地方自治体が、自前で受け取ることができる収入源になる税金のことである。