- 概要 -
どちらも熱帯低気圧で最大風速が６４ノット以上である。タイフーンは、太平洋北部、ハリケーンは、北太平洋などで起こったもののことを指す。
- 詳しい解説 -
タイフーンもハリケーンもともに熱帯低気圧で最大風速が６４ノットのものを指す。タイフーンは日本名では台風と呼ぶ。その違いは発生地域によってきめられている。タイフーンは、太平洋北部、ハリケーンは、大西洋北部、太平洋の北東、北中部で発生したものを指す。ハリケーンとタイフーンを表すとき、計測方法にも違いがある。これは日本で発生するタイフーンに比べて、ハリケーンの風速が桁違いに強いからである。
日本では台風を○号と呼んでいるが、ハリケーンにはそれぞれ名前が付けられている。これはフロリダ州マイアミの米国海洋大気局国立ハリケーンセンターなどが命名する。また、ハリケーンにはその強さによって分類がある。これは、シンプソン・スケールという表を基に分けられている。