総裁と総理大臣の違いとは

総裁と総理大臣の違い

総裁と総理大臣の違い

- 概要 -

総裁とは、日本では主に自民党の党首のことを指す。総理大臣とは、内閣の長であり、内閣総理大臣とも呼ばれている。

- 詳しい解説 -

総裁とは、各政党などの長のことを指す。日本では主に自由民主党の党首がこの総裁に当たる。そのほかの政党にも党首は存在するが日本においては総統と呼ばれているのは、自由民主党の党首のみである。民主党や公明党の場合には代表と呼ばれるなどの使い分けもされている。もともとは江戸幕府での地位として総裁という役職が与えられていたことが起源といわれている。

総理大臣とは、日本における内閣の長、つまり内閣総理大臣のことである。首相とも呼ばれている。これは、国会議員より選出され、国会によって議決の後、天皇陛下より任命されるものである。

日本において、衆議院における自由民主党の議席数が多くなった場合には、自由民主党の党首である総裁と、内閣総理大臣とは同一人物であるということとなる。