- 概要 -
葬儀と葬式は、呼び方が違うだけで、同じ意味のことを表している。葬儀、葬式は、亡くなった人を弔うために、遺族や近親者が故人の冥福を祈るために行うものである。
- 詳しい解説 -
葬儀と葬式は、呼び方が違っているだけであり、同じものを表している。亡くなった人を弔うための儀式で、遺族や近親者、友人などが、死者をを葬り、弔うためのものである。どちらを使っても同じ意味だが、葬式は、正しくは葬儀式とも言い、話し言葉で葬式と略されている。
葬儀、葬式とは別に「告別式」というものもあり、これは、亡くなった人とのお別れをする儀式である。故人が生前に関わりのあった人たちが、お別れのために行う儀式である。一般的に、この「告別式」と「葬儀」を合わせたものを「葬式」と呼ぶことが多いとされている。
葬儀では、宗教的な作法に準じて遺族中心に行われることが多く、告別式では故人の社会的、人間関係に応じて行われることが多い。葬儀の簡素化が進んでいる現在では、家族のみで行われる家族葬も増えている。