全粒粉とライ麦の違いとは

全粒粉とライ麦の違い

全粒粉とライ麦の違い

- 概要 -

全粒粉とは、小麦粉を精製する段階で、ふすまと呼ばれる内皮を取り除いていないもののことをいう。ライ麦とは、麦の一種だが小麦とは別の種類の麦である。

- 詳しい解説 -

全粒粉とは、小麦粉を精製する過程において、ふすまと呼ばれる内皮を取り除いていないもののことを言う。全粒粉を使ったビスケットなどのお菓子は、普通の小麦粉の場合に比べてざらざらとしており、粒子が粗く、ホロホロとした食感を楽しむことができる。内皮を取り除いていないことによって、食物繊維やミネラルが豊富と言われており、美容やダイエットにも良いとされている。

それに対して、ライ麦というのは、小麦粉に似ているが、違う種類の麦のことである。別名、黒麦とも呼ばれており、その名の通り、黒いのが特徴である。ライ麦パンなどは、主にヨーロッパで広く親しまれており、小麦のパンに比べると、どっしりとしていて、香りが高く、粗い食感がしてくせになる。ライ麦はダイエットにも良いとされている。