政府と内閣の違いとは

政府と内閣の違い

政府と内閣の違い

- 概要 -

政府とは、国の行政にかかわる組織全体のことを指す。内閣は、国の最高執行機関のことであり、政府の上の組織を指す。

- 詳しい解説 -

内閣とは、国会や裁判所などと同様の日本における国の最高執行機関の中の一つであり、行政の類を担当する機関である。これには総理大臣や国務大臣などが含まれる。内閣は衆議院選挙において決まった、与党より選出される。この内閣の長が内閣総理大臣である。初代内閣総理大臣は、伊藤博文でありそのやり方は現在でも適用されている。

政府とは、内閣などの組織のことを指す。内閣の組織と、その下の行政を実行する組織もこれに含まれている。内閣との違いとしては、内閣が様々な行政に関する決議をするとすると、政府がその決議したものを実行するというような関係になっている。公務員などもこの政府というくくりの中に入る場合もあるが、その線引きはいまだあいまいなままである。