- 概要 -
整形外科と美容外科では治療の目的が違う。主に整形外科は形態異常を矯正を指し、美容外科は美容を目的とした形成手術を指す。
- 詳しい解説 -
整形外科も美容外科も外科学の一分野である。整形外科は形態異常を矯正するのに対して、美容外科は美容を目的とした形成手術のことを指す。
整形外科は、主に人体の骨や関節、筋肉等の運動器系の治療を指す。これらを研究する学問として整形外科学がある。治療方法は、骨格・関節・筋肉・神経などの運動器官を手術治療やリハビリ等を等して矯正する。また整形外科と美容外科を混合する原因の一つとして、整形手術がある。これは、整形という名がついているが、主に美容目的の手術を指すため整形外科には該当しない。
美容外科は、美意識に対して見た目の改善を目指すことを目的としている。そのため、日本では美容外科に対して正式な医療行為であると認められるまで時間がかかった。また、病気の治療ではないため健康保険は適用されない。そのため、全額自己負担になり手術費用は、高額になりやすい。ただし、疾患など保険適用が認められる例外もある。