成育と発育の違いとは

成育と発育の違い

成育と発育の違い

- 概要 -

発育とは主に身体が年齢的に変化していく様を表すことである。成育とは、動物が育つこと、成熟することを表す言葉である。

- 詳しい解説 -

発育とは、細胞や組織などが年齢と共に増加、減少すること、すなわち、年をとることから起きる変化を表すときに用いられる言葉である。成育とは、動物(人間以外)の成熟した様子を表すときに用いられる言葉である。主に発育は、人の成長という意味で使用されることが多い。子供の発育といえば、子供が年齢と共に育って大きくなっていく様子という意味である。

一方、成育は、動物等の成長の過程であるため、稚魚が成育しする、つまり、稚魚が成長し、大人の魚になるという意味である。意味としてはどちらも成長する、大きくなるという意味で用いられるが、その対象が、人か、それ以外かというのがこの2つの言葉の大きな違いと言える。成育に関しては、成育医療センターなどの医療関係でも使用される言葉である、この時は、胎児や新生児などにもこの成育という言葉が使用されている。