信用金庫と信用組合の違いとは

信用金庫と信用組合の違い

信用金庫と信用組合の違い

- 概要 -

信用金庫とは、日本の金融機関の一つであり、信用金庫法に基づいて設立される法人企業である。信用組合とは、農業事業者や中小企業者などが集結し、お互い助け合うという組合型の金融機関である。

- 詳しい解説 -

信用金庫とは、昭和26年に作られた非営利目的の国の金融機関である。中小企業や個人専用の金融機関のため、大手企業やその他は利用することができない。これは会員からの出資金によって生成されており、その会員になるためには地域的な制限がある。株式会社という形態ではないため、市場には公開されないが、信用金庫からの承諾を経て譲渡等の手続きをすることが可能である。

また、信用組合とは、中小企業者や農業経営者などが組合員となって生成されているもので、中小企業等協同組合法という法律に基づいて設立された。その中でも金融機関としての活動が多いもののみを信用金庫と位置付けている。なので信用金庫は、信用組合という組織の中の一組織として存在していることとなることが分かる。