鍼灸と整骨の違いとは

鍼灸と整骨の違い

鍼灸と整骨の違い

- 概要 -

鍼灸とは、鍼や灸を用いる医療技術のことである。整骨とは、整骨院や接骨院が行っている治療のことである。

- 詳しい解説 -

鍼灸とは、鍼と灸を用いて各つぼへの刺激を与えることにより、健康増進や様々な疾病への治療的なものとして現代でも、はり師やきゅう師によって行われている。もともとは中国より入ってきた技法だが、日本の鍼灸は欧米にもその効果を認められ、世界的にも有名になってきている。

整骨とは、日本の伝統的な治療法の一つで、柔道整復と呼ばれる技法の事である。もとは柔道の技法であり怪我の回復や治療に用いられてきた。この日本の伝統的な柔道整復と西東洋の技術が合わさって現在では、手術を必要としない治療法として子供から大人まで幅広い人の治療が行われている。この柔道整復=整骨を施術するためには、柔道整復師という国家資格が必要となる。これは公的に認められたものであるため、施術の際は保険の適用があるという点も人気の理由のひとつとなっている。