シロアリと羽根アリの違いとは

シロアリと羽根アリの違い

シロアリと羽根アリの違い

- 概要 -

シロアリとは、木材などを主食とする昆虫のことである。羽根アリとは、シロアリの成虫に該当するものである。

- 詳しい解説 -

シロアリとは、アリという名前がついているが、種目はハチ目の一種の幼虫である。朽ちた木を好んで食べるため、人間界ではシロアリを駆除する業者がいるほどのいわゆる害虫である。日本でよくみられるシロアリは、ミゾガシラシロアリ科のヤマトシロアリ、またはイエシロアリが一般的である。主に家屋を食べ、人の生活へ影響をもたらすものは、イエシロアリにあたる。ヤマトシロアリは広い面積を食べ荒らすことはない。

羽根アリとは、上記シロアリが成虫になったものである。シロアリは不完全変態であるため、その姿が変化することはない。羽根アリになると、巣で育ってきたシロアリは巣立ちをする。季節によって家などに現れるのはこの成長した羽根アリである。駆除が必要となるが、どちらも専門の業者がいるので任せた方が良い。