- 概要 -
消防士は消防隊員とも呼ばれ、国の機関である消防庁の一員である。消防団員とは消防組織の一部ではあるが普段は別の仕事をしている。
- 詳しい解説 -
消防士とは、消防組織の中の一員であり、火災が発生した際に消火活動と人命救助にあたる人のことをいう。これは消防庁や消防署などに勤務している人のことであり、日々、消火活動や人命救助について訓練し、また、それを専門としている。一般的には消防隊員すべてを消防士と呼ぶが、その中にも階級があり、学校での訓練や経験などから階級が決められている。消防士という名前もその階級の中の一つの名称であり、十段階中の最下位の階級となっている。
一方、消防団というのは普段は全く別の仕事をしているが緊急時には消防団員として、消火活動や人命救助にあたることがあるという人のことである。消防団は各自治体の消防署や消防本部に設置されており、いわばボランティアのようなものである。