常識と良識の違いとは

常識と良識の違い

常識と良識の違い

- 概要 -

常識とは、一般的な社会において当たり前のことを指す。良識とは、善悪を健全な判断で見極めることができる判断力のことを指す。

- 詳しい解説 -

常識とは、社会の一員として持っていなければいけない最低限のものである。生まれ持った環境や生い立ちによってはその範囲は変わってくるが、一般的にはその範囲はある程度認識の範囲で定まっている。

良識とは、物事の善悪を正しく見極められる認識のことである。同等の意味として、理性という言葉と同一視されることもある。これもまた、さまざまな要素から個々の認識は変わってくる。

常識も良識も、外部の環境により大きく認識が変わってくるので、国や地域、各家庭や個人でも異なる。例によってメディアで取り上げられたものが常識であるといわれれば、人はそれを常識と思ってしまうこともある。これは現在の社会において最も気を付けなければならないものであるため、個々でも自身の常識、良識について見失ってはいけない。