純米酒と清酒の違いとは

純米酒と清酒の違い

純米酒と清酒の違い

- 概要 -

純米酒とは、米と米こうじのみを使用した日本酒のことである。それに対して、清酒とは、日本酒のことで、酒税法上、そう呼んでいるだけのことである。

- 詳しい解説 -

純米酒とは、白米、米こうじ、水のみを使って作られた酒のことである。純米酒に使用される白米は、3等以上の玄米あるいは、これと同ランクと玄米である必要がある。味は、普通の日本酒、吟醸酒や本醸造酒以上の濃厚で甘い味が特徴で、高価であることが多い。また、酒造の個性が最も反映されやすい酒であるともいえるだろう。麹歩合15%以上という規定があり、それを満たしていれば、純米酒を名乗ることができる。

清酒とは、一般的に売っている日本酒のことである。酒税法上、そう呼んでいるだけのことである。アルコール度数22度未満(合成清酒の場合は16度未満)の日本酒のことを言う。基本的に、清酒というのは濁りのない酒のことであり、どぶろくなどは、清酒には含まれないとされている。