出荷と出庫の違いとは

出荷と出庫の違い

出荷と出庫の違い

- 概要 -

出荷が、市場に対して物を出すのに対して、出庫は倉庫から出すことを指します。

- 詳しい解説 -

出荷とは、顧客または市場に対して自社の保有している製品や商品を出すことである。対して、出庫は、倉庫や蔵から品物を出すことを指す。出荷が市場(顧客)に対して出すことを指すが、出庫の場合は自社内の営業所や他の倉庫業者に渡す場合も出庫として扱われる。

特に出庫については、その内容が全部でピッキング、仕分け、梱包、伝貼り、出待、確認報告の6つに区分される。ピッキングは、物品を保管場所から取り出す行為を指す。仕訳は、品物を仕分ける(行先や種別など)ことを指し、梱包は、仕訳されたものを段ボール等に梱包することである。伝貼り梱包された物に送り状を貼付する、これらを行った物を送り主に送る行為を出待ちという。最後に送り先から確認報告がうけとる。これら一連の流れを出庫と呼ぶ。