主旨と趣旨の違いとは

主旨と趣旨の違い

主旨と趣旨の違い

- 概要 -

主旨とは、物事、話の主な点、軸となる重要なポイントを言い、趣旨というのは、文章や話の狙いや目的、何を言おうとしているのか、という意味である。

- 詳しい解説 -

主旨とは、物事や話の主な点、重要なポイントを表している。「この話の主旨は何か」と問われた場合には、「この話で、もっとも言いたいこと、重要な点は何か」という意味になる。また、主旨とは、ものごとの軸になっていることを表しており、主な目的、という意味もある。

それに対して、趣旨というのは、物事、文章や話の中で、その狙い、目的という意味である。「この文章の趣旨は何か」と問われた場合には、この文章を書くことによって、求めているのは何なのか、読者にもっとも伝えたいことは何なのか、という意味になる。主旨と趣旨は、使い方によっては似ていることもあるので、混乱しやすいが、主旨とは、物事の主になること、趣旨とは、物事の狙い、目的という意味になるので、微妙に違っている。