周波数と振動数の違いとは

周波数と振動数の違い

周波数と振動数の違い

- 概要 -

周波数とは、振動による波を数えたときの数のことを言い、振動数というのはものが往復運動する時に、一秒間に何回往復したかという数字のことを言う。

- 詳しい解説 -

周波数とは、振動による波を数えたときの数のことを言い、振動が原因で発生する音波を元にして測るものである。したがって、振動数と周波数は同じになることが多いのだが、振動がゆっくりだった場合には、周波数を測る波が発生しないこともあるので、いつも同じになるとは限らないのである。それはその振動の音波を伝える空気の状態によって、変わってくるからである。

それに対して、振動数というのはものが往復運動する時に、一秒間に何回往復したかという数字のことを言う。振動によって起こる音波ではなく、振動が実際に起こった数のことを表しているのである。状態の変化を伝える速さは、その媒質、空気の密度などによって変わってくるので、周波数と振動数は、いつも同じとは限らないというわけである。