- 概要 -
ピュレは、ソースなどのベースとして使われる材料であるのに対して、ジャムは加工食品である。
- 詳しい解説 -
ピュレは、主に野菜もしくは果物の食材を生のまま(場合によっては加熱する)、電動ミキサーなどですり潰した後、細かな網状のピュレ用器具を通過させて、とろみのあるやや滑らかな半液体状にしたものを指す。
ソース類のベースとして、主に使われる。また、ソース意外にも焼菓子やケーキ(タルト・パイ)などの生地に乗せるなど用いられるケースもある。また最近では、野菜や果実だけでなく、肉類、エビなどをピュレ状にしたものが用いられることもある。
対して、ジャムは、果実や果汁に含まれているペクチンに糖類と酸が作用して、ゼリー状に柔らかく固まる作用を利用した加工食品である。非常に甘いため、そのまま食べることより、パンやクラッカーなどに塗って食べるが一般的である。販売方法として瓶詰・プラスチックの個包装の形態でも販売されている。