氏名と姓名の違いとは

氏名と姓名の違い

氏名と姓名の違い

- 概要 -

氏名とは、戸籍法による、氏と名のことである。それに対して姓名というのは、戸籍法にとらわれない性と名のことを指している。

- 詳しい解説 -

氏名とは、戸籍法による、氏と名のことである。つまり、戸籍に載っている正しい名前のことを言うので、一般的には、自分の正しい名前という意味になる。書類を記入する際などに、氏名を記入する欄があれば、そこには戸籍に記されている自分の名前と、同じ名前を書く必要があるということである。

それに対して、姓名というのは、その名前の通り、性(苗字)と名(名前)のことを指している。姓名の場合は、戸籍法にとらわれることなく、自分の名前を=のことを言うが、ほとんどの人の場合、名乗る名前と戸籍上の名前は同じである。結婚しても、旧姓を名乗る風習がある場合などは、姓名として名乗ることもできる。記入するときに、そこに姓名と書かれていた場合には、戸籍法に関係なく、自分が普段使っている、もっとも自然な名前を書く、というのが良いだろう。