自叙伝と自伝の違いとは

自叙伝と自伝の違い

自叙伝と自伝の違い

- 概要 -

自叙伝と自伝は自分の生涯や人生を記述するという同じ意味である。

- 詳しい解説 -

自伝とは、自分自身の人生や半生を自ら執筆することである。主に、自身の生きざまを後世に伝えるために執筆される。有名なものに、ルソーによる「告白」やゲートの「詩と真実」、福沢諭吉の福翁自伝」などがある。類似しているもに、回顧録や日記などがある。これら自伝と呼ばれるほとんどのものが、世界的に評価された著名人が多い。

対して、平凡な生活をしてきた人が自分自身の生涯を執筆したものを自分史と表す。最近は自費出版が以前に比べ簡単にできるため、1980年代以降自身の自分史を書籍として発行する人が増えた。また、最近は技術が進みインターネットでの販売や、ブログなど自身の日記を一般に公開する方法が多様化している。中には、ブログで執筆したものを出版するケースも多い。