歯周病と歯槽膿漏の違いとは

歯周病と歯槽膿漏の違い

歯周病と歯槽膿漏の違い

- 概要 -

歯周病とは、細菌感染によって歯茎などに炎症が起こる病気のことである。歯槽膿漏とは、歯肉炎が進行し悪化したものである。

- 詳しい解説 -

歯周病とは、細菌の感染によって歯茎が炎症を起こす炎症性疾患である。口の中には細菌が多くて500種類以上も住み着いている。これは普段は害にはならないが、ブラッシングの仕方が悪いことや糖分の過剰摂取などが原因でプラークができることによって炎症が引き起こされるという仕組みである。また、喫煙やストレス、遺伝なども関係があるということが実験によって証明されている。

歯槽膿漏とは、さまざまな原因によって歯を支えている骨が減少し炎症が出てくるなどの病気である。はじめは歯肉炎によって歯茎のはれや出血程度の症状なので、放置してしまうことが多い。しかし、これが歯槽膿漏になってしまうと歯が抜け落ちてしまうなど重大な病気になってしまうので注意が必要である。