ししゃもとカペリンの違いとは

ししゃもとカペリンの違い

ししゃもとカペリンの違い

- 概要 -

カペリンはししゃもの代用魚として輸入されている魚である。本来のししゃもは、北海道の太平洋沿岸の一部でしか獲ることができない希少な魚である。

- 詳しい解説 -

ししゃもとは、世界の中で北海道の太平洋沿岸の一部でのみ獲ることができる、とても希少な魚である。現在店頭に並んでいるものを一般的にはししゃもと呼び食べていることが多いが、それがカペリンである。カペリンは和名でカラフトシシャモと呼ばれ、その風貌が日本のししゃもとそっくりであることからそう呼ばれている。しかし、この2つは全くの別物であるということを現在の人々にはあまり知られていない。

ししゃもの捕獲量が減少したことによりこのカペリンが代用されるようになったが、それが世にあまり知られていないことは、近年問題視された事例もある。店頭にならんでいる本ししゃももこのカペリンである。風貌はそっくりなことから見分け方が難しいが、生産地を見れば一目瞭然である。