ししとうと鷹の爪の違いとは

ししとうと鷹の爪の違い

ししとうと鷹の爪の違い

- 概要 -

ししとうとは、シシトウガラシの略称であり、その種や果実のことである。鷹の爪とは、トウガラシの品種の名前である。

- 詳しい解説 -

ししとうとは、ナス科のとうがらしである。正式名称はシシトウガラシで、植物学でいうところのピーマンと同類である。名前の由来は、その傘の部分が獅子に似ていることからきているといわれている。一般的な家庭菜園や店頭などにも並んでいるため気軽に入手することができる。店頭に並んでいるものの中には辛いものは避けてあるが、実際は、その品種等により10分の1の確率でとても辛いものがあるといわれている。そのことからししとうは食べるロシアンルーレットなどとも言われている。しかし、その栄養素は優れていて、ビタミンCなどが豊富なため、夏には重宝されている。

鷹の爪とは、とうがらしの品種の一つである。これは日本で最も食用として使用されているとうがらしの品種である。その風貌は赤く、また詰めのように鋭くとがっているため、鷹の爪という名前が付けられたと言われている。この鷹の爪を粉砕したものが一般的に店頭に並んでいる、一味唐辛子である。鷹の爪にはカプサイシンという辛み成分が含まれているため、食欲不振時などには効果が期待できる。