事件と事故の違いとは

事件と事故の違い

事件と事故の違い

- 概要 -

事件は、誰かによって故意に起こされた犯罪であり、事故は、起こしたくないのに起きてしまった過失のことである。

- 詳しい解説 -

事件は、何者かが故意に起こした犯罪であり、人に対して何らかの害を与えた場合のことを言う。殺人事件などは、犯人が殺人を計画し、被害者が出るという犯罪事件である。たとえ事故であったとしても、捜査していく中で事件に発展する場合もある。交通事故だったが、轢いた人が故意に逃げた場合、ひき逃げ事件となる。

事故の場合は、故意ではなく、起こしたくないのに起きてしまう過失のことである。交通事故や、機械の事故などは、物が原因で起きてしまう過失であり、故意に起こしたわけではない。事件なのか事故なのか分からない、という場合も多く、その場合はよくニュースなどでも耳にするように、「警察は、事件と事故両方の面から捜査しています。」ということになる。人が故意にやったことかどうか、ということが違いのポイントになる。