- 概要 -
サンバもボサノバもブラジルの民衆音楽である。ボサノバにはジャズ要素がある。
- 詳しい解説 -
サンバもボサノバもブラジルの民族音楽または、民族舞踊である。本来はサンバが主流であるが、1950年代末にブラジルでサンバにジャズの要素を加えた音楽が流行し、ボサノバが発展した。そのため、ボサノバはサンバの新しい形態の一つである。
ボサノバは、主にリオ・デ・ジャネイロ南部に住む裕福な白人たちが作りだされたとされている。作曲家でピアニストのアントニオ・カルロス・ジョビンと歌手のジョアン・ジルベルトは生みの親と呼ばれる。サンバが野性的で熱狂を特徴しているのに足して、ボサノバは、知的て落ち着いた印象をうける音楽である。有名なボサノバの曲として、イパネマの娘 ・リカード・ボサノヴァ・カーニバルの朝なおがある。