さやいんげんとさやえんどうの違いとは

さやいんげんとさやえんどうの違い

さやいんげんとさやえんどうの違い

- 概要 -

さやいんげんは、若いさやごと食べるもので、丸サヤと平サヤに分かれる。さやえんどうは、若いさやごと食べられ、絹サヤ種と大サヤ種に分かれる。

- 詳しい解説 -

さやいんげんは豆科で、丸サヤと平サヤに分かれる。若い豆をサヤごと食べられる野菜である。丸サヤは細長く、どじょういんげん、サーベルいんげんといった種類がある。平サヤは名前の通り平たく、モロッコいんげんなどが挙げられる。かつては料理の際に、筋取りをするのが面倒だったが、最近では品種改良されて、市場のほとんどのいんげんは、筋なしのものである。初夏から夏にかけて旬になり、疲労回復などの効果がある。

対してさやえんどうは、絹さや種と大サヤ種に分かれ、絹サヤ、スナップエンドウなどがある。どんな料理にも合いやすく、くせもないため、人気の野菜である。年中市場に出回っているが、最も美味しい時期は4月から6月となっている。主に関東では絹サヤと呼ばれ、関西ではさやえんどう、と呼ばれている。