砂糖とさとうきびの違いとは

砂糖とさとうきびの違い

砂糖とさとうきびの違い

- 概要 -

さとうきびは植物である。対して砂糖はさとうきびを原料とした甘味料である。

- 詳しい解説 -

さとうきびは、イネ科の多年草で熱帯を中心に世界各地で栽培される。主に、製糖作物と栽培されており東南アジアやインドなどの原産のものが多い。特徴として、茎の高さが2〜3メートルを超え、葉は広い線形である。茎には汁液がためられており、そこには砂糖の原料となるショ糖が含まれている。

砂糖は、さとうきびだけでなく、さとうだいこんなどを使った物もある。砂糖の歴史は長く、日本では奈良時代から存在する。754年の渡来の際に唐僧鑑真が来日したときに持っていた黒糖が日本での初めての砂糖といわれている。

砂糖の種類は原料によって分類する。さとうきびから作られるものを、甘蔗糖、さとうだいこんから作る砂糖を甜菜糖。さとうかえでの樹液からつくる砂糖をかえで糖と呼ぶ。