先物と先渡しの違いとは

先物と先渡しの違い

先物と先渡しの違い

- 概要 -

先物とは、先物取引のことで、店頭で取引所取引で差金決済を行うということが挙げられ、先渡しとは、店頭取引で現物決済を行うということである。

- 詳しい解説 -

先物とは、先物取引のことで、店頭で取引所取引で差金決済を行うということが挙げられ、あらかじめ決めた日に、あらかじめ決められた価格である商品を取引する、ということである。先物取引の場合には、差金決済で行い、商品の受け渡しを行わないのが特徴である。この、現物決済をしないという点が、先渡しとの大きな違いである。

先渡しというのは、店頭取引で現物決済を行うということが原則で、実際に商品の受け渡しを行うため、元本100%の資金が必要ということになる。あらかじめ決められた価格である商品を取引する、ということでは、先物と同じであるが、現物決済を行い、商品を売買する、という点が、先渡しの特徴である。基本的に、相対取引となり、最後には必ず全額による決済が求められる。