- 概要 -
五目寿司とちらし寿司もおなじ器にはいった寿司という意味で同じである。
- 詳しい解説 -
ちらし寿司は、鮨飯の上に、マグロなどの刺身やゆでた小エビ、卵焼き(そのほかにかまぼこやかんぴょう)などを並べた寿司のことである。正しくはちらし鮨(ちらしずし)である。材料には地域やものによって変わるケースがある。また、錦糸玉子のをのせたものをばらずし・こもくずしと呼ぶこともあります。
ちらし寿司は、元々は江戸前寿司の握りずしに使っていた寿司種をちらしたものをちらし寿司と呼ぶようになったのが始まりといわれている。また酢飯を使わないものを海鮮丼と呼ぶ。また、6月27日は、「ちらし寿司の日」として日本記念日協会に申請され登録されている。これは備前岡山藩主の池田光政の命日から取っている。
池田光政は、当時、質素倹約を奨励し、汁物以外の副食として「一汁一菜令」を布告したことが、岡山名物のばらずしが生まれた背景となっているといわれているためである。