固定資産税と償却資産税の違いとは

固定資産税と償却資産税の違い

固定資産税と償却資産税の違い

- 概要 -

固定資産税と償却資産税とは、基本的には同じ意味であるが、不動産に対するものが固定資産税であるのに対して、償却資産税は固定資産税の一種であり、償却資産に対するものである。

- 詳しい解説 -

固定資産税は、土地や不動産に対するものであり、自動車や機械などは、償却資産税とされる。土地、建物などにかかる固定資産税の中に、償却資産税というものも含まれ、それ以外の10万円以上の資産のことを言い、申告制である。

固定資産税は、土地、建物の所有者登記をすれば、自動的に課税されるが、機械装置や備品などは登記をしないので、申告することが必要になるのである。固定資産税も償却資産税も、税の種類としては同じだが、市町村によっては、償却資産税の把握があまりされていないところもある。だから、「当たり外れ税」などと呼ばれることもあり、市町村によって違うことも多い。固定資産税の対象となるのは、有形固定資産税とも呼ばれ、主に土地や建物、不動産にかけられる。