国宝と重要文化財の違いとは

国宝と重要文化財の違い

国宝と重要文化財の違い

- 概要 -

国宝とは、日本の文化財保護法によって国が指定した有形文化財のうち、世界文化の見地から価値の高いものとして国が指定したもののことである。重要文化財とは、日本に所在する建造物、美術品などのうち、日本国政府が指定した文化財のことを言う。

- 詳しい解説 -

国宝とは、日本の文化財保護法によって国が指定した有形文化財のうち、世界文化の見地から価値の高いものとして国が指定したもののことである。その中から、国民の宝たるものであるとして、国が指定したもののことである。国宝とするには、さまざまな条件をクリアしなければなれない。建造物、絵画、書籍、歴史資料などが認定されている。

法的には、国宝は重要文化財の一つである。それに対して、重要文化財とは、日本に所在する建造物、美術品などのうち、日本国政府が指定した文化財のことを言う。つまり、国の重要文化財として認められるには、日本国内の価値として決定することができるが、国宝となると、その中からさらに貴重なものを選りすぐり、さらに世界的に見ても価値があるかどうかという点が大切になってくる。