告訴と提訴の違いとは

告訴と提訴の違い

告訴と提訴の違い

- 概要 -

提訴も告訴も意味は同じである。しかし、訴え出るものにより使い分けられる。

- 詳しい解説 -

提訴も告訴も意味は司法の場に対して訴え出ることである。提訴の場合は、裁判所に訴え出ることを指す。具体的には争いの当事者以外の第三者である裁判所に判断を仰ぐことで紛争を解決する手続きのことである。

訴訟には全部で4種類ある。生活関係に関する紛争を訴える民事訴訟。刑罰を科すべきか定める刑事訴訟。行政上の問題に関する行政訴訟。また、憲法会社による争点を解決するための憲法訴訟である。

対して、告訴は告訴権者と呼ばれる犯罪の被害者やその配偶者・親族が捜査機関に対して犯罪の事実を報告し、犯人の調査及び訴追を求めることを指す。また訴え出る者が告訴権者でない場合は、告発と呼ばれる。告訴は、刑事訴訟法第230条で定められ、告発は刑事訴訟法第239条1項)に定めれている。