公務員と独立行政法人機関の違いとは

公務員と独立行政法人機関の違い

公務員と独立行政法人機関の違い

- 概要 -

独立行政法人は法人であり、公務員は国や地方公共団体の職務を担当する者のことを指す。

- 詳しい解説 -

独立行政法人は、政府の事業のうち、独立して運営した方が効率的と判断された部門を分離独立させた法人のことである。主な部門として、大学や博物館、病院などの研究機関が該当する。独立行政法人を運営する際、官庁などから運営交付金として必要資金を受け取る。その使用用途は各機関の裁量に任されている。その条件として、財務諸表を制作し、外部の委員会からの監査を受けなければいけない。

対して、公務員は国の地方公共団体に勤める職員である。公務員には国家公務員と地方公務員の2つがある。国家公務員は中央政府に属する。地方公務員は地方自治体に属する。また、国家公務員は一般職と特別職にも分けられる。特別職は、大臣や副大臣、大使、公使、裁判官、国会職員、自衛官、失業対策事業労務者などが該当し、それ以外を一般職として分類する。